完璧主義に疲れたあなたへ「加点法・今満点メソッド」のススメ。子育てにも効果大!

らくタネな考え方
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なんだかいつも「〇〇やらねば」と追われている・・・
余裕がなくてついイライラしてしまう・・・
いつも自分は何かが足りていないように感じる・・・

いつもがんばってる日本の女性は、得てしてそんなマインドに陥りがちだと思うんです。(独断と偏見ですが)

そんなあなたに是非おすすめしたい!
それが、「加点法のススメ」

私が実行している加点法的アプローチをまとめて、勝手に ”今満点メソッド” と名付けちゃいました。

この「加点法・今満点メソッド」を生活に取り入れたら、少しずつ、でも確実に、気持ちが明るくなって、自分に自信が持てるようになっていくと思います。

そしてこの「加点法・今満点メソッド」、じつは子育てにこそ使ってほしいメソッドなんです!
とても強力で即効性があるうえに、親も子も、ハッピーになれちゃう。

そんな「加点法・今満点メソッドのススメ」を、らくタネでは特集を組んでガッツリお伝えしていきたいと思います。

そもそも私は超「減点法」なオンナだった・・・

「加点法」の反対は、「減点法」ですね。そもそも私はもともと、超・減点法なオンナでした。

超がつくほどの完璧主義、ひとつダメになると全部イヤになり、投げ出したくなることもしばしば。

日記は続かない、ノートも最初だけ使ってあとは真っ白。ペアのお皿が割れたら残りも捨てたくなっちゃう始末。

途中で真っ白のノート、日記帳がたまりがち・・・

完璧にできそうもないから最初から手を付けたくなくてあと延ばしにしがちで、そしてさらにたまるタスク・タスク・タスクの山・・・

いつもなんだかタスクに追われていてパニックになるので、時々タスクを紙に全部書き出すものの、全部消化できて初めて「100点」と自己評価できる、という代物

そして100点なんてめったに取れることがないから、いつも不足感・不全感があり、自分に満足できない。いつも何かに追われていて、重いストレスをいつも抱えている。

そんな人間でした。

仕事はたぶん、かなり出来たほうだけど、それはいつも100点目指して自分を追い立ててきたから。
「ワーカホリック」と自他ともに認めるほど、毎日毎日終電まで残業していました。

でもそれが原因でしばしば燃え尽きることに・・・。

日本人は減点法で育ってきている、という悲劇。

そもそも、どうしてこんなに減点法なんだろう?
私の場合は、物心ついたときから、気が付いたらそうなっていたんです。

私が思うに、これは昔の日本の教育が元凶ではないかと。
〇×で採点して、テストは100点満点から減点していく方式のみ。
通信簿は1~5で評価され、5が満点、4は5よりもちょっとダメ、と減点法で評価されるのが当たり前だった時代。

テストは減点法以外なかった青春時代。

あとは、「ま、いっか」な適当さが下手な日本人の気質によるところもあるかと思います。
それはもちろん、几帳面で誠実という良いところでもあるんだけれど、「そこまで必要?」と思うような事例も少なくない。

例えば、電車は時刻表ぴったりが当たり前で100点満点、3分遅れただけで「ご迷惑をおかけして申し訳ありません」のアナウンス(=減点)、なんて日本ではふつうの光景ですが・・・

これを加点法式に変えてみるなら、時刻表はあくまで目安で、15分くらいの間のうちいつか着けばOK、ということにしておいて、時刻表ぴったりについたら「えっ、すごい!拍手!」みたいな。
それくらいの社会にならないものかなぁ~。

いつからかじわじわと加点法が身に付きだし・・・

そんな社会の中で、超・減点法で生きてきた私ですが、もがきつづける中で、知らず知らずのうちに少しずつ、「加点法式アプローチ」が身についてきた。

とにかく20~30代はいろいろとキツイことが多くて(仕事が激烈ハードな上に、自己肯定感が低くて精神的に不安定だった)、それをなんとかするために、心理学や自己啓発系などのいろんな本を読み漁る中で、いろんなところに加点法的なエッセンスに触れてきていたんでしょうね。

なんとなくその頃から、自己肯定感が育ち、少しずつ、生きることがラクになり始めてきています。(まだまだ現在進行形ですぐ減点法に陥るけど・・・)

最も影響を受けたのはおそらく、アドラー心理学。この出会いが自分の中ではひとつのターニングポイントだった気がする。
それまで何度か触れてきていたはずだけど、アドラー心理学と出会って初めて「加点法」という概念が腑に落ちたかもしれません。

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え
"「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない―― 【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】 世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。 「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と...

あとは、やましたひでこさんの「断捨離®」でも、加点法は重要な思考法としてしばしば紹介されています。
目の前のガラクタの山を全部なんとかしようと思うのではなく、まずは目の前のもの一つから取り除いてみよう、それで一つ確実にスッキリしたじゃない、といった考え方。

人生を変える断捨離
一世を風靡した「断捨離」という片付け術。 世界15カ国で翻訳され、 流行語大賞にもノミネートされ、 言葉自体は広く認知されていますが、 その解釈が「モノの片づけ術」で 止まっているのは、じつにもったいない。 断捨離の醍醐味はそこではありません。 「片づいてスッキリ! 」は、 断捨離パワーの一部にしかすぎないのです。 断...

そんな、もがき苦しみながら読み漁る中で得たいろんなアイデアやヒントをもとに、自分なりに実行してきたりアレンジしたりしてきたいくつかのアプローチの中には、次第に、みんなにオススメしたくなる効果的なものもいくつか出てきました。

それらを勝手に ”今満点メソッド” と名付けて、ご紹介していきたいと思います!

キャプテン
キャプテン

い、いままんてん・・・?

acco
acco

そう、いままんてん!今この状態が満点なのよ、という意味よ~!

これを読んでくれた人100人のうち1人でも、ラクになれたらいいな・・と願いを込めて、勝手に普及活動をしていきます。

「加点法・今満点メソッド」とは

加点法の考え方とは、一言でいえば、「今の私」「今のこの状態」が100点満点!ということ。

例えば部屋が散らかっていたら、まずはこの状態で100点満点、と捉える。

だって、とりあえず屋根があって暖かく、電気は通っているし水も飲める。何か問題ある?
そして目の前のこのゴミをひとつ、ゴミ箱に捨てれば・・・ひとつ部屋がきれいになった!
+10点!すごいじゃん私!

・・・みたいなとらえ方。

100点の状態をベースに、マルがいっぱい増えていくイメージ

そもそも現実はひとつじゃない。とらえ方によっていかようにでも変わります。

最も大切なことは、どんなものさしを持って生きるか。
だと、私は思います。

そのものさしを「今が100点のところにスライドさせる」イメージを持つのが、「今満点メソッド」の基本です。

今まで「〇〇ができたら100点」、のところにあったものさしを、グググッとずらしてきて、今の自分に「100点」の目盛りをあてるようにするイメージ。

これが、「加点法」に切り替える、ということ。

「今満点スライド」イメージ図

今満点メソッドのアプローチ3つ

では具体的に何をするのか。何事も、行動が大事です。
今すぐできる、簡単なアクションを3つご紹介します。

その③は、近日公開予定!

今満点メソッド的習慣

今満点な生き方が身に付くと、人生はどんどんラクになっていきます!
おすすめの習慣ご紹介。こちらも近日公開予定!

今満点メソッドは子育てにこそ使える!

今満点メソッドが一番効果的なのは、何より誰より、「減点法」がまだ身についていない、小さな子どもたちです!

今のピュアで素直な時点で、加点法のものさし、考え方、とらえ方を身につければ、人生はどんなに軽やかになるだろう?
想像するだけでわくわくします。

また、このアプローチはダイレクトに、自己肯定感、自己効力感を高めることにもつながります。
具体的アプローチ近日公開予定。

まとめ:いま、生きてるだけで100点満点!

究極を言えば、今、元気で生きている。それだけで100点満点なんです。

何も求めなくていい、変わらなくていい、身につけなくていい、今のままの自分でOK。
そう思えることが究極の加点法の状態かなと思います。
もしそこに一つ、何かを加えられたなら、もう素晴らしいじゃない!・・・という世界。

わくわくしてきませんか?そんなふうに思えたら、これからなんでもできそうな気がする。
軽やかになって「やらねば」から解放されて、今のままの自分でいることに心底安心できる。満足できている。

そんな状態を、目指していきたいと思っています。

・・・ていうか、今の日本のお母さんたち、すでにきっとほとんどみんな、めちゃくちゃがんばってますよね!
それだけで今、満点!はなまる、はなまる~!!

今この時点のあなたに、はなまるを!

私はまだまだ道半ばで、しょっちゅう減点思考に陥ってしまうけど、このブログでいろんな角度から加点法・今満点メソッドについて書いていきながら、自分自身も修行していきたいと思っています。よろしくおつきあいください。

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