加点法・今満点メソッド① 今の自分を全肯定!やる気が生まれる「今満点スライド」

らくタネな考え方
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私が勝手に提唱している、加点法「今満点メソッド」について、ご覧いただけましたか?
まだの人は↓をチェック!

さて、ではさっそく実践編、アクションその①です!(アクションは3つあります)
拍子抜けするほど簡単なアプローチで、マインドを加点法に切り替えられるんですよ。

  • 完璧主義の人
  • 減点思考が強い人
  • 理想が高い人
  • いつもついがんばりすぎてしまう人
  • 「ねば」「べき」の思考のクセがある人

などにオススメです。ぜひやってみてくださいね。

アクション① 減点法に気付いたら「今満点」と唱える

やり方は簡単。もうシンプルに、これだけなんですが。

「あ、今、減点法に陥ってるな」と自分で気づいたときに、小さな声で

「今満点、今満点(いままんてん)」

と唱えて、頭の中のものさしをグイッ!と「今が100点」のところにスライドさせる、というもの。

「今満点スライド」イメージ図

これを私は「今満点スライド」と呼んでいます。

キャプテン
キャプテン

いろいろ名付けるなぁ・・・

バカバカしい、と思う方もいるかもしれない。でも、口に出すことの効果は、絶大なんです。
(私自身、良い口ぐせを習慣にするようになってから、良い状態を引き寄せられていると実感しています。科学的にどうなのかはわからないけど、口に出す言葉の威力は、すごいんです!)

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言葉はなんでもかまいません。自分にしっくりする言葉があればそれでもOK。
とにかく目的は、「今の私、この状態の私が100点満点」と思えたらいいので、

「今これで100点
「今のままでOK」
「今の私がいい」

とか、なんでもOKです。でもあまり長くないほうがいいですね、パッと口をついて出てくるようなのがいいです。

語感が良くて、覚えやすくて、リズムもよくて、言いやすいものとして私は

「今満点、今満点」

をオススメしています。
「今満点、今満点、今が満点、今満点」、と「が」を入れてリズム感を良くしてもいいですね。

今満点スライドのやり方の例

例えば、部屋が散らかっているとき。
頭の中では、スッキリきれいに片付いたお部屋をイメージして、そうなった状態が「100点」、というものさしになりがちではないでしょうか?

あ~、また部屋がぐちゃぐちゃ…。理想からは程遠い…片付けたい~。
   ↓
でも、片付けたそばから子どもが散らかすし。
あそこも散らかってるし、あそこも汚れてる。
   ↓
あ~、もういやだ~。なんもやる気でない~~~!

acco
acco

↑何を隠そう、わたしがしょっちゅう陥る思考です(汗)。

スッキリ片付いた理想のお部屋をイメージして、そこに至るまでの作業量が膨大すぎて、もう心が折れちゃう、という。

そして何もやる気が出ないので、お部屋はさらにぐっちゃぐちゃになる、と・・・。(遠い目)

そんな時こそ、「今満点スライド」です。

「今満点、今満点・・・」と唱えることで、脳内のものさしをスライドさせる意識を呼び起こすと、

今のこのお部屋の状態で満点なんだ。大丈夫、特に問題は起きてない。
   ↓
もし今、この目の前のゴミをひとつ捨てたら、もっとすっきりするかな。
   ↓
ちょっと捨ててみるか。
   ↓
・・・その隣のコップも流しに持っていくか。

といった具合に、目の前にある一つのアクションがすごく起こしやすくなります。
そしてその行動したアクションが引き金となって、自然と次の行動に移りやすくなるんです。

これを行うことで、「結果的にいつもよりもすごい捗っちゃった!」ということもしょっちゅう起こります。

仕事でもよくあることですが、膨大なタスクの山を前にすると気が重~くなって思考停止に陥ってしまいがちだけど、これを小さく小さく分解して整理すると、だんぜん着手しやすくなりますよね。

巨大なタスクの山を相手にするのはやめて、
今が満点で、別にもう何もしなくていいけれど、気が向いたらそれにひとつ、良いものをちょっと加えてみる・・・
といったイメージに、ぐぐぐーっと想像力を使って、切り替えていきます。

その切り替えの「フック」になるのが、「今満点」というキーワード、というわけです。

※今が満点、と思えれば、行動はしてもしなくてもいいんですけど、一つでも小さな行動をおこせたら自分を肯定しやすくなる効果があるので、私は小さな一つの行動につなげることをおすすめしています。(ただし、本当にすごく「小さな」もの限定でね!)

ポイントは「~ねば」から「~したい」へ

この、小さなアクションを一つ行うとき、ひとつ重要なポイントがあります。
それは、「〇〇しなければ」という思考を、「〇〇したいな」に変換してから行うこと!

子育てしているお母さんなら、日常は「~ねば」でいっぱい!
なにせ、ご飯の用意を私がやらなきゃ子どもは生きていけないんですからね。死活問題です。

でも、「~ねば」で動くのはとても重い。燃料がすごく必要です。
これを、ひと呼吸おいて、

「〇〇しなくても死なない、でも、やってみたら気持ちいいかも…、うん、〇〇したいな」

に脳内変換してから、着手するだけで、燃料のかかり方が全然違ってくるんです。腰も軽く、心も軽く。

そして、それが出来たときには必ず、「~した私、えらい!すごい!」って、たくさん褒めてあげてくださいね。

今を満点にするキーワード例

上記の例では「大丈夫、特に問題は起きてない。」 という言葉を添えましたが、「今を満点」にスライドするために助けになる言葉も一緒に唱えるとやりやすくなります。
たとえば、

  • 大丈夫、みんな生きてる。
  • 大丈夫、死にはしない。
  • 大丈夫、特に問題は起きてない。
  • 大丈夫、十分恵まれてる。
  • 大丈夫、ベストを尽くしてる。
  • 大丈夫、十分頑張ってる。
  • 大丈夫、今が一番若い。
  • 大丈夫、今が最良の時。
  • 大丈夫、一歩ずつ進んでる。

…などなど。
先に「大丈夫」と言い切ってしまうことがコツです。その言葉に引っぱられて、その理由が出てきやすくなりますよ。

そもそも、理想が高すぎるのが問題。

そもそも、完璧主義の人(←私)は理想が高すぎるんです。
高すぎる理想は、現実とのギャップを生み、それが減点思考を引き寄せてしまいます。

なるべく理想は低く持つよう意識すると、効果的です。

私なんて、「床にモノひとつ落ちてない、なるべく少ないモノ・選び抜かれたものだけに囲まれた、スッキリとした暮らし」を理想として描いているけれど・・・

まぁ、幼児と小学生が3人いたら、無理よね。

まずは、高すぎる理想を手放すところから。
みんな健康で生きている、それだけで十分。

(でも、そこに至るための努力はあきらめずに続けていきたいと思っていますが・・・。)

軽やかに、小さなひとつの「行動」を。

それには何を置いても、まず「行動」
目の前のモノ一つをどうにかしないことには、何も始まらないもんね。

その行動を、軽やかに起こすために・・・加点法で生きることが、私にとってはすごく重要なんです。

不思議なことに、加点法で起こした行動は、自己肯定感をすごく高めてくれますが、
減点法から起こした行動は、不足感を埋めるだけで満足感を与えてはくれない。

同じことをやるなら、脳内のものさしを「今満点」にスライドして、加点法でやったほうが断然オトクです。

私と同じようなタイプで、同じようなことで苦しんでいる方がいたら、ぜひヒントにしてみてくださいね!

大丈夫、今あなたは十分がんばってる!花マル、はなまる~!

まとめ

あ、今、減点法に陥ってるな」と気づいたら、
「今満点、今満点、大丈夫、特に問題は起きてない」などと唱えて、
今この時点に100点のものさしを合わせよう!

acco
acco

ちなみに、私の父親は私とは真逆のタイプ・・・生まれながらに「今満点」で生きてます。
「べき」も「ねば」もなく、淡々と目の前のことをこなしている・・・。うらやましい限りです。
ほんと、いろんなタイプの人がいるよね!

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